シューベルトの鱒・赤とんぼ ― 2011/09/19 08:56
再びせんくらブログに登場させていただきました草刈伸明です。
今回は「世界の歌 名曲巡りコンサート」で歌わせていただきます
曲の中から2曲を紹介させていただきます。
シューベルトが作曲した『鱒』作品32、D.550は「歌曲の王」と呼ばれるほど
作曲した数ある作品の中でも有名なものと言えるでしょう。
ちなみに初めてこの曲を聴いたのは小さい頃に家にあった目覚まし時計で、
毎朝目覚めるときにはこの鱒のメロディーがながれていました。
お陰で時計の目覚まし時計はすべてこのメロディーなんだと
思い込んでいたほどです。
歌詞は川の中で元気に泳いでいた鱒を、荒くれ者の釣り人が強引に
捕まえてしまうという内容です。
しかし、この詩の裏には「男達はこのように女性をたぶらかすものだから、
若い女の子は気を付けなさい」という意味を持っています。
歌曲は奥が深いですね…。
「赤とんぼ」は作詞 三木 露風、作曲 山田 耕筰による日本の代表的な童謡です。
日本中の老若男女が歌うことの出来る曲だからこそ、実際演奏会で
歌うのはなかなか勇気がいります。
作詞者の三木露風によれば、北海道函館のトラピスト修道院で教鞭を
とっていた時、午後四時頃に窓の外の竿にとまっていた赤とんぼを見て、
放蕩者の父親が家に帰らず、母親は離婚して家を去り、祖父に引き取られて
奉公人の少女に子守りしてもらっていた子供時代をふと思い出して
出来あがった詩だそうです。
演奏者である自分にとっての「赤とんぼ」は一番町商店街を飛び交う
赤とんぼであり、芋煮会をやる広瀬川を川岸を飛び交う赤とんぼです。
まだまだ人生経験が少ない未熟者ですが、自分なりの哀愁が出せる
ように努力したいと思います!
草刈 伸明(バリトン)
好きな事【乗り物】 ― 2011/09/19 09:08
「乗り物」。幼い頃、母の車の運転に揺られて毎回車酔いしていたものの、
自分自身が運転するとどうでしょう。
酔うどころか、スピード魔になってしまいました!!
私が住むドイツの高速道路は幸い速度制限も無く(工事中や
補正されていない道路を除く)、運転しているとあっという間に
時速180キロを出してしまいます。
勿論安全運転が一番ですが…心掛けています!)
自動車の運転は大好きです。オートマ式の自動車は渋滞時や町中を
運転するにはとても楽ですが、ギヤ式の運転はそれとは格別だと思います。
自分自身で車を動かしている、という感覚がより強いです。
しかし、自動車だけではありません。自転車の運転も大好きです。
自動車と違って、周りの空気に直接あたる事が気持ち良いですよね。
小学校時代、私は大変活発な少女だったようですが、ローラースケート、
アイススケート、スケートボードなども乗り回していました。
ふざけて遊んでスケートボードに座り乗りしながら左手の指の爪を
地面とタイヤの摩擦ではがしてしまった事もありました。
さすがに怖くかなったらしく、それ以来スケートボードには乗りませんでしたが…
旅が多い今となっては電車や飛行機の中から(空の上から)の景色を
見るのが大好きです。
特に日の出の時期のロシアの冬景色が素晴らしく奇麗で、毎回感動します。
河村尚子(ピアノ)
せんくらブログ5 ― 2011/09/19 10:10
9月7日 モンテプルチアーノ
街の中は、入り組んでいて毎回同じような景色なので、
いつも迷子になりそうです(^_^;)
(写真【1】)
今日は、みんなが一番楽しみにしていた(笑)
「ワイン・テイスティング(試飲会)」の日です。
セミナーにツアーが含まれているんです!びっくり!
さすがワインで有名なモンテプルチアーノだけのことはありますね!
(写真【2】)
まずは、ここのワイナリーの歴史をお勉強して…さぁ、試飲開始!
最初は白ワインから。白ワインのおつまみ(?)は、パンとオリーブオイル。
昔は、塩に税金がかかり、とても貧しかったので、パンには塩を入れずに
つくっていたんだそうです。
その伝統に基づき、この日食べたパンにも塩は入っていませんでした。
でも、オリーブオイルの味も香りも濃くて(こんなに緑色だっけ~?っていうくらい!)、
とっても美味しかったので、思わず買ってしまいました('-'*)
(写真【3】)
ワインをついでくれているお姉さんが、いろいろ説明してくれました。
白ワインの次には、軽い赤ワイン(4ヶ月だけ樽に入っていた、という
ワイン)と、重めの赤ワイン。
おつまみは、サラミと、「ペコリーノ」というヤギのミルクから作ったチーズでした。
どのワインも美味しかった(^-^)v
(写真【4】)
★おまけをふたつ…
帰り道に通った、いい感じの小道。
(写真【5】)
すっっっごく綺麗な夕焼けでした!
(写真【6】)
漆原啓子(ヴァイオリン)
最近のコメント