お待たせいたしました!2011/08/04 19:33


皆様 こんにちは。
今年のせんくら事務局は、仙台市市民文化事業団が務めます。

ということで・・・
はじめまして、せんくら事務局の鈴木智恵子です。
今年のせんくらは震災の影響により開催決定が遅くなり、たくさんの方にご心配いただきました。また、市政だより等にて開催をお知らせした次の日には、うれしいお葉書が届きびっくりしました。
開催を喜んでいただいている方々に、さらに喜んでいただけるよう本番までしっかり準備を進めてまいります。

今年のせんくらは、ちょっと特別です!
仙台へ、せんくらへ想いを寄せていただいたアーティストの祈りや願いが込められた音楽をお聴きいただける、せんくらとなります。
プログラムを是非チェックしてくださいね!

そして、お待たせいたしました!
今日からパンフレットの配布スタートです。
仙台市内各所にて配布予定です。
今日は、地下鉄駅構内にせんくらパンフレットスタンドも設置してきました!
みなさん、パンフレットをお手にとってじっくりご覧ください。
「せんくら2011」会場にて皆様にお会いできることを楽しみにしています♪

今年もよろしくおねがいいたします。2011/08/05 12:10

被害を受けたイズミティ21大ホール
皆様、たいへんお久しぶりです。
今年、数年ぶりにせんくら事務局を務めることになりました仙台市市民文化事業団の丹野裕子です。
第1回を開催した2006年から5年も経つのかと思うと、感慨深いものがあります。
 
東日本大震災が起こった今年、せんくらを開催できるとは、少なくともゴールデンウィーク頃までは想像もできませんでした。
せんくらのメイン会場であり、私たちの事務所が入る仙台市青年文化センターは比較的早く復旧し、先月7月には再開しましたが、それでも、至るところに傷跡が残っています。
今年はせんくらを開催できないイズミティ21や仙台市太白区文化センター楽楽楽ホールは、再開までまだしばらく時間がかかります。
ふだん気にかけてもいなかった自然の力を痛感しました。
 
一方で、復興に向けて様々なところで力を尽くす”人”の偉大さも実感しています。
今日、8月5日は仙台市中心部で七夕前夜祭の花火大会が行われます。明日から8日までの3日間は仙台七夕祭り。子どもの頃から当たり前のようにあった年に一度の恒例行事がこんなに嬉しいと感じるのも初めてのことです。
 
今年のせんくらのメインビジュアルはビタミンカラー。少しでも元気を取り戻して、前へ進めるよう、祈りを込めています。
津波による甚大な被害を受けられた沿岸部の方々をはじめ、まだまだたくさんの困難を抱える方がいらっしゃいます。
せんくらを開催することが少しでも何かの力となれますよう、織姫と彦星に願いつつ、運営準備に邁進したいと思います。
 
仙台市市民文化事業団
丹野裕子

七夕といえば「願い」ごと2011/08/06 13:22

先週末はパンフレットが出来上がったので、まる一日、マスコミさん行脚。
伺うと皆さん「おっ、やるんですね!」というお顔をされる。
その一瞬で、これまでのせんくらの位置づけと、今回の震災の影響が分かる現場の雰囲気。
日々、情報が溢れるこの街だけど、その合間をかいくぐり、皆様に情報をお届け出来る事を願うばかり。
結果的に30箇所ほど回ったのだけど、震災による移転や廃業の事務所も多々あった。
「もぬけの殻」になった事務所を見ると、何とも言えない気持ちになった。
どんな形であれ何とか復活され、また良い誌面を作っていただきたい、そう願う。


しかし、七夕祭りである。
震災後、一番始めに「開催決定」を聞いたイベントがこの「仙台七夕祭り」だった記憶がある。
あまりに早い宣言だっただけに、「やれるのか」と言う思いよりも、関係者の方々の復興への願いを感じたのだった。
仙台人はあまり見る事が無いと言われるこの祭りだけど、それは「いつでも見られる」と言う安心感からのもので、「無くなっていい」と思ってる人は滅多に無いんじゃないかな。
「いつでも、いつまでも大丈夫」は、幻想だと思い知った今回の災害。
今年くらいは願い事を携えて街へ出かけて見るのはどうだろうか。

今年もこうして「無事」開催出来る事。
イベントの主催を生業とするものの一人として、素直にこころからお礼の拍手をしたい。
大きな余震もなく終えられる事を心から願う。

一番町を歩いていたら、カップルに写真を頼まれた。
どうやら東南アジア系のお二人のよう。
雰囲気から察するに、彼女が日本で勉学、或いはビジネスをしていて、彼氏が仙台に遊びに来られているようだった。
お二人にはこの七夕祭りがどう写ったのだろうか。
彼女の綺麗な浴衣姿と共に、この夏の良き思い出になってくれることを願うばかり。


願ってばかりでは実現へ向かわないだろうけど、
「願う」ことは、少なくともまだ諦めてはいない証ともいえるのではないか。


神社などでする私の願い事はいつも決まっていて、もう何年も変わっていない。

「みんなの健康」

これ一つ。
これさえ叶えば、後は何もいらない。

今日はこれを七夕に祈って街を後にしよう。


せんくら事務局 佐藤敏行

今年のせんくら ご期待ください!2011/08/07 10:06

皆様 こんにちは!
せんくら事務局の佐藤由夏理です。

今年のせんくらは、準備期間が大変短く、事務局でも急ピッチで準備を進めておりますが、そのような中、皆さまから日々お送りいただいている温かなご声援に励まされている毎日です。本当にありがとうございます。

あの大震災からもうすぐ5ヶ月が経とうとしているなんて、なんだか不思議な気持ちがするのは私だけでしょうか。すっかり立ち直れている部分とまだそうでない部分があるのかもしれないですね。

そのような中、今年も七夕が仙台の街を彩っているのを見ると、少しホッとします。
もし、仙台の夏に七夕がなかったらどんなに寂しいものか…。

こんな風に、毎年の秋にやっている「せんくら」が今年も無事に開催されて本当に良かった、仙台にも秋がちゃんとやって来たんだなぁと多くの皆様に喜んでいただけるように、スタッフ一同、力をあわせて頑張りたいと思います。

アーティストの方々をはじめ、本当に多くの方々の温かい想いのたくさんこもった今年のせんくら、楽しみにしていてくださいね!

「せんくら」開催!!2011/08/08 10:14

 仙台では今日まで「仙台七夕まつり」を開催しています。仙台市役所正面玄関にも吹流しが飾られ、少し華やかになっています。
東日本大震災からもうすぐ4ヶ月、あの頃は「仙台七夕まつり」が今年も開催されるなんて思いませんでした。

「せんくら」も会場の被災状況を考えると開催できないのでは・・・そう思っていました。そして今は、街はどんどん復興し、「日常」が戻ってきています。想像できませんでした。

今年の「せんくら」のシマシマはビタミンカラー。出演者の皆様もお客様もボランティアの皆様もスタッフもみんないっしょに楽しめて、元気になれるような、そんなフェスティバルになればいいなと思っています。

仙台市市民局文化振興課
井坂