高山圭子4日目2011/09/13 08:51


皆さんこんにちは
高山圭子です。

今日でブログ最終です。ので、写真を載せてみました。

この写真は、オーストリアにあるクーフシュタインという小さな町にあるお城です。
実はここの町には大変面白い仕掛けがありまして、何か、といいますと、
少し分かりにくいのですが、上の写真の左下に少しだけ見える建物。
オレンジ色の屋根が少しみえていますが、ここは広さ3畳くらいなんですが、
パイプオルガンの鍵盤があるんです。
そして、パイプは・・・と言いますと・・・右上に一番大きい円柱の建物があります。
ここにパイプがるんです。
どういうことかと言いますと、下で弾いた音がずっと上のパイプを鳴らして、
町じゅうにオルガンの音が響き渡るという構造なのです!

パイプのある部屋から下を見下ろすと下の写真の風景が見えます。
そして・・・・・・・・・・弾いてるのは赤い矢印の辺りです。

オルガン奏者の方は本当に大変ですね。
毎日決まった時間に演奏をするのですが、間違えでもしたら、
町じゅうの人がズッコケル(笑)という恐ろしいプレッシャーの中で
弾かなくてはいけないという・・・恐ろしい町、クーフシュタインです。

いえ、素敵な町クーフシュタインです。

私はヨーロッパのこうした田舎町が大好きで、色合いがとても綺麗ですよね。
パステルカラーといいますか、オーストリアはこのようにパステルの色の
建物が多いような気がします。
西洋音楽をやっている者なら、だれでも憧れるであろうヨーロッパの風景、
何度訪れても心躍る風景、そして何度歌ってもいつも憧れている
その響きに心躍りながら、いつまでも歌っていきたいと思う今日この頃であります。


Vielen Dank!!

高山圭子(アルト)

三浦友理枝6日目2011/09/13 09:02


北海道では、観光の定番、旭山動物園にも初めて行きました!
動物園に行くのは多分20年ぶりくらい...?
水族館にはたまに行きますが、動物園は本当に久しぶりだったのでとても楽しめました。

展示の仕方がユニークで有名ですが、本当に見たことのないような
角度や視点からおなじみの動物も眺めることができて、すごく新鮮でした。

キリンさんの顔と同じ高さから、真っ正面で草を食むのが見られたのが
特に印象的でした。

また、飼育員さんお手製の、その動物についての丁寧な説明書きが
至る所に貼ってあり、あたたかい雰囲気のほのぼのとした動物園でした。

写真は木の上でのうたた寝の合間に、私のカメラをちらっと見てくれた
レッサーパンダさん。かわいかったです!!


三浦友理枝(ピアノ)

司馬遼太郎2011/09/13 10:10


最近のマイブームです。
「司馬遼太郎」!!!

以前、山岡荘八の「徳川家康」を読書していた頃、
(全26巻。読み終えるのに2年近くかかりました・・・。)
皆様からしきりと勧めていただいた司馬遼太郎の本。
ブログの中でもコメントでお勧めいただき、
出かければ、「司馬遼太郎は読みました?」と聞かれ、
皆様それぞれお勧めの一冊は違ったものの、
「司馬遼太郎」がこんなにも頻繁に勧められる事に驚いたものでした。


実は、大昔に司馬遼太郎を読み始めたものの、挫折した苦い経験が・・・。
というのは、本に印刷されている字が物凄~く小さかった!!!
読み辛いといいますか、見辛かった・・・という理由からです。

それが、最近司馬遼太郎本を読み始めてみましたら、
なんと、再出版されているものは、字が普通サイズではありませんか!?

それで、先ず取りつきやすそうな「国盗り物語」から読み始めましたら、
もう、すっかり司馬遼太郎の魅力にとりつかれてしまいました。
今では、司馬遼太郎本をいつか制覇する!
という無謀に近い計画をかかげ、たまに、字が小さな昔出版された
本にあたっても、その見辛さにめげることなくその無謀な計画を
一歩一歩前進中です。

せんくらの私の登場日は2日間だけなのですが・・・
多分2冊は持参して仙台入りする事と思います。


仲道祐子(ピアノ)

鮫島有美子6日目2011/09/13 10:30

お昼から1時間半“ジム”(ダンスレッスンです・・・)に行った後、
今回「せんくら」でもご一緒するピアニスト、小川典子さんとのリハーサル。

初めてお会いしてからいつの間にか3年以上が経ちました。
一番最初は、小川さんが川崎市で主催(?)していらっしゃる「ジェイミーの会」という、
自閉症のお子さんを持つ親御さんのためのコンサートにお招きいただいたのが
きっかけです。

室内楽はよくされても、歌い手との共演はほとんど初めてという
小川さんでしたが、その音の繊細さと音楽の大きさに、ピアノの脇に
立っていた私は息を呑みました。
その後少しずつご一緒する機会が増え、この“チャーミングな豪傑”
典子さんは、私のリサイタルでもその魅力を振りまいてくださっています。

今回は7月末に「霧島音楽祭」でご一緒して以来ですが、
大人になってから出会えた、信頼できる素敵な友となりました。

今日のリハーサル後のお楽しみは、若い女の方が一人でやっている「静流」
という本当に小さな和食のお店。
8人のカウンターだけでいっぱいになってしまうこのお店は、
やはり大人になってから出会い、今では親友の一人といえる
風吹ジュンさんに教えていただきました。

といっても、“いかにも芸能界風好み”の高級店ではなくて、
本当に気軽でおいしいところなのです。
(風吹さんはまったく気取りのないさっぱりとした、女性から見てもとても素敵な人ですよ!) 

おいしいことに加えて、教えてくれたひとつの理由はおそらく、
「自分の家から近い」だと思います!!

明日は施設に入っている叔母を訪ねていこうと思っています。
ちょっと遠いので、ゆったりとした時間を見つけるのが難しいのですが、
なにしろ私のオバというだけではなく「ウバ」でもあって、
小さい頃からとても可愛がってくれました。
「乳母」の意味は本当に文字通り。母乳があまりよく出なかった母に代わり、
叔母は(何ヶ月か後に生まれた従兄弟がいたので)ずいぶんと何回も
私に母乳をくれたそうです。

私の妙にのんびりとした性格は、もしかしたらこのウバ叔母からの
「遺伝」かもしれません・・・!


鮫島有美子(ソプラノ)