ノートルダム大聖堂2011/09/05 08:42


パリではオランジュリー美術館の他に、ノートルダム大聖堂も
観光してきました。

パリのシテ島にあるカトリックの大聖堂で、その荘厳さ、スケールの
大きさには圧倒されました。

またステンドグラスの美しさも印象に残りました。
思いがけずミサがはじまり、パイプオルガンの音を聴く事が出来たのも
幸運でした。心洗われるような気持ちで大聖堂を後にしました。


津田裕也(ピアノ)

8月15日からはウィーンでの夏期講習会2011/09/05 08:52

2日目の講師コンサート会場はウィーンの街の中心にある、
シュテファン寺院の裏道を入った小さな建物の中でした。
バロックザールという名にふさわしく、天井に描かれた絵、
壁から下がっているランプ、そして古いベーゼンドルファーのピアノは
絵の中の部屋のようです。ウィーンの街の伝統の重みを感じます。

今年はウィーンにしては珍しい暑さだそうで、連日35度を超える猛暑でした。
(私が着いた前の日まではまるでもうこのまま冬になるのかと思った
くらい寒く、ヒーターをつけていたそうです)

この暑さに耐えられず、窓を開けてのコンサートということになりました。
私はモーツアルトを弾かせて頂きましたが、窓からは馬車が走る
馬の蹄の音が聞こえ、その中でゆったりと音楽が流れていきます。
そんな素敵なコンサート会場です。
その中で弾いているのは何とも言えない気持ちでした。
(本当は初めはこの暑さで、馬のにおいにうんざりだったのですが、、、。モーツアルトと一緒になるとこれも許せるのでしょうか)

日本ではコンサートホールは最善の環境を整えましょうとか、
演奏家も何となく身構えてしまいますが、馬の走り去る音を聞きながら、みんな音楽に浸っています。
私たちには知りえない文化があるのですね。

そしてこの講習会に集まった学生さんや講師の先生方はみなさん、
私が仙台出身とわかるとすぐに「ああ、あの難しいコンクールをやっている
街ですね?」と聞かれ、あれこれとコンクールの話に花がさきました。
そういえばこのウィーン音楽大学で仙台国際コンクールのオーディションが
行われたのだなあと思いながら感慨深く歩きました。


庄司美知子(ピアノ)

片平、そして米ケ袋2011/09/05 09:15

みなさん、こんにちは。吉田彩です。
今日は仙台の中でも私の地元をご紹介します。

仙台駅から霊屋橋経由八木山方面行きのバスにのり、
4つ目「片平丁小学校前」で降ります。
左に東北大学、右に広瀬川があるレンガ通り。お散歩には
絶好の場所です。

そこに2件、隣り合わせで私の大好きなカフェがあります。

一つは、カフェ モーツァルト アトリエ。
もう一つは 自家焙煎 珈琲 まめ坊。

どちらもコーヒーがおいしいのですが、味も雰囲気も
まったく違うタイプのお店なので、ぜひ両方訪れてみてほしいです。

ちなみに上の写真はカフェ モーツァルト アトリエのお庭からの眺めです。

「東北大正門前」のバス停を過ぎたら次の信号で右折しましょう。
坂をおりたら左方向へ、米ケ袋の河原に向かいます。

河原の入口の緑のトンネルが素敵です。
つい深呼吸したくなるところです。
手入れされすぎていないところがまたいいんです。

松島も青葉城もケヤキ並木もいいけれど、私にとっての
「仙台」はこの風景。

いい街だな、仙台。
まだまだ元気になれるはず!
音楽とともに、前へ 仙台♪


吉田彩(ピアノ)

せんくらブログ52011/09/05 10:41


うさぎさんは、恥ずかしがり屋で狭いところが落ち着くようです。
ベッドの奥なんて最も居心地のいいところらしいです。
時には、スピーカーの裏側の配線スパゲッティの中に隠れてしまったり、
マッサージ椅子の下に潜り込んで一度入っちゃうとなかなか出てこないし、
配線をかじられたら大変と抱き上げたいのですが、手も届かない(困)。
まさに知恵比べです。

さて、せんくら【公演番号21】は、バッハをキーワードにヴァイオリンの
漆原啓子さんとそれぞれの無伴奏、そして二人のデュオ(デュオでは今回初共演です!)です。

私は無伴奏ではバッハの1番を弾くのですが、
そもそも無伴奏チェロ組曲第1番は全6曲の中では最もささやかで慈しむ
ような温りに満ちた組曲だと思います。
曲のイメージを言葉にするのはとても抽象的で難しいのですが、
この有名な一番のプレリュードを弾く時はいつも世界中の色々な国の
人たちの笑顔がふわっふわっと入れ替わり立ち替わり出てきます。
私的には、最も人類愛を感じる一曲です。

漆原啓子さんとは同じマネージャーさんなのですが、不思議と接点が
なく今日まできました。
10月1日の当日をとても楽しみにしているところです。


長谷川陽子(チェロ)