~魔法の粉~2011/09/25 09:36


食べることも大好き、料理も大好きです。
料理は最大の気分転換でもあり、ストレスを発散するものでもあり。

外食も楽しいですが、自分が今食べたい、イメージ通りのものが
出来上がったときは、幸せですねぇぇ。

最近のお気に入りのスパイスはこれ。La Chinata のスモークパプリカ
のパウダー。これはスペインの中でもエストレマドゥーラ州ノカセレス県
のみで生産されている、原産地呼称保護制度で認定された世界で唯一の
スモークパプリカパウダーだそうです。

日本でもパプリカパウダーといわれる赤い粉は時々ポテトサラダや
肉料理にかかっていたりして、ほとんどなんの味もしない「色づけ」だと
思って来たのですが、スペイン土産で頂いたこの粉は、普通のパプリカと
全然違う味がするんです!

なんでも、丁寧に選別された赤いパプリカを、通常のパプリカパウダー
の工程とは異なる、独特の方法で乾燥、スモーク(薫製)させるそう。

この工程は、10日から15日もかけてゆっくりと行われ、その間、
最適な乾燥度に達するまで、熟練された職人の手でパプリカを繰り返し
裏返していくらしいです。
その後、乾燥したパプリカから軸や種を除いてから、何度も細かく
石臼で挽くそうです。

この丁寧な作業が、このパウダー特有の特別な香り、味、色を生み
出しているようです。やはり丁寧な作業が、深い味わいを出すのですね。

もちろん、パエーリャやスペイン風魚介のマリネに散らしてもいいですし、
私は色づけも含めてよくパスタにさっと入れたりします。お好みの野菜、
ツナやアンチョビーなどを軽く炒めて、ゆで上がったスパゲッティーを
入れて塩コショウ、イタリアンハーブである程度味を整えたら最後に
ささっとふりかけて出来上がり。

この粉をほんの少し入れただけで、驚くほどコクが出て本格的な味に
なります。見た目も鮮やか!

今はネットでも売っているかもしれません。ぜひお試しあれ!



三舩優子(ピアノ)

ちいさな贅沢2011/09/25 09:20


家族の

“おいしいパンが食べたい!!”

との希望を叶えるべく、パン焼き機を買いました。



すべて手作りすると手間も時間もかかりそうですし、、難しそう。



お米からパンをつくる機械もあるそうで、お米をいまだにお鍋で炊いている
私からすると、世の中、信じられないほど進んでいます。

私が買ったのは、食パンを作るだけのシンプルなものですが、
夜、セットしておけば、朝、まちがいなく出来上がっています。

一度の失敗もナシにです。

凄い!!


朝、パンの焼きあがった香りで目覚める

なんという贅沢。


よい一日が過ごせます。



小林美恵(ヴァイオリン)

~Love for Wine~2011/09/24 09:36


私のお酒好きは・・・もうご存知でしたっけ?(笑)
元々家系的にも素質は充分なのですが、ここ数年の日々の楽しみの
一つはお酒です。

なんでも一応は飲めるのですが、主にワイン、ですね。
その日の気分や体調、またはうちにある食材によって今日は赤、
今日は白、泡・・・と選ぶのが楽しいのです。

外で食事をするとまたいろんな出会いがあるのですが、先日ワインの
巨匠のような方とご一緒させて頂いた時、なんと1933年の赤のポルト・ワイン
(食後酒)を頂く機会に恵まれました。

左の黒い瓶がそうですが、右のものでも1977年という古さ。
ここまで古くなるとコルクを開けることが出来ず、ボトルの上部をナイフで
削って開けたりするそうです。

食後酒なので甘~く濃厚、とろけるような滑らかな舌触り。
今まで"ヴィンテージ"と聞いても漠然としかイメージ出来なかったのが、
これこそ長い年月を経てきた深み!とわかる気がした素晴らしいお味でした。

本物を目に、口にしたとき、たとえそれを知らなくても人はそれが
本物だということがわかるのだな。。。と実感した瞬間でした。

そんな音楽を目指したいものです。
今夜もワインを飲みながら~~~~~。


三舩優子(ピアノ)

緑・緑・緑2011/09/24 09:12


春から、熱心にトマトを育てている私をみて、面白そうだとでも思ったのか、
家族がゴーヤの苗を買ってきました。


“緑のカーテンになるんだって“


しばらくして、今度は大葉を買ってきました。


“摘みたての大葉、食べたい”

“へちまの苗、買ってもいい??”

“ダメ~!!”



場所がもうありません。




みんな買ってくるだけで、世話をするのは結局私。。



土を用意し、ネットをくくりつけ、肥料に米のとぎ汁がいいと聞けば、
蚊の襲撃に遭いながら毎日、撒きに行く。

まるでにわか農婦のよう。



土の感触は忘れ難く、緑のにおい、自然の力、強い生命力を
目の当たりにすると、毎日の元気をもらいます。


食べきれないほどのゴーヤの収穫!! にはほど遠かったですが、

緑のカーテン、完成しました。



小林美恵(ヴァイオリン)

今年のプログラム2011/09/23 09:35


今回は30日と2日、計3回公演です。
まず、毎年私自身も楽しんでいる「金曜の夜はJAZZ」。
今回はずっと弾きたいと思っていたチック・コリアの "SPAIN"を知人の
アメリカ人ミュージシャン・作曲家のジョナサン・カッツさんに、
せんくらのためにアレンジしてもらっているところです。

もらっているところです・・・って言いましたよ、はい。
実はまだ出来上がっておりませぬ!
最初のイントロは送って下さり、「いいね、バッチリ!」とお返事しておいたので、
きっとあと数日のうちにはカッコイイのが届く、、、はずです(笑)。
コンサートまでには間に合わせますから〜!

それともう1曲、私が2001年に出したCDのタイトルにもなっている「ウィングド」。


9.11のあとにこのアルバムが出て、天使の翼...天に向って羽ばたく...
遠い光へ...というメッセージを込めた作品でしばらく弾いていなかったのですが、
今回の3.11を機にふとまた紐解いてみたら、以前よりさらにみずみずしく、
と同時に胸に深く響くものがあり、10年の歳月でやっと一筋の光が
見えた気がしました。これはぜひぜひ聴いて頂きたい曲です。


あとは奥田佳道さんのナビゲートのもとにふたりで楽しいトーク!
そして最後はこれまたお馴染み「名曲コンサート」で、トルコ行進曲から、
今回は盛り上がって〆よう!と「ラプソディー・イン・ブルー」も入れました。

しっとりからノリノリまで、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!



《せんくら・アーティストを迎えてトーク Vol.(6)三舩 優子》
ナビゲーター・奥田 佳道  http://sencla.com/performer/p40.html

●10月2日(日) *エル・パーク仙台 ギャラリーホール 16:00~16:45  
http://sencla.com/performer/p23.html
《美しいメロディーの花束・名曲コンサート》