ツィゴイネルワイゼン ― 2011/09/28 09:32
昨年、デビュー20周年を記念して小品集のCDを発売しました。
今までコンサートで数多く弾いてきた曲、大好きな曲、
小さい頃の思い出の曲などが、ぎっしりとつまっています。
今回のプログラムに選んだ曲に、3曲もCD収録曲があったことに、
気づきました。
ポンセのエストレリータ、ドヴォルザークのユーモレスクと
ツィゴイネルワイゼンです。
エストレリータは“私の小さい星”という別名がついています。
避難所からのレポートの中に、とても星が美しく見えるという声が
たくさんありました。
いつの時代もどのような状況でも、星は変わらず美しく輝いて、
その光をそれぞれの思いで受け止めてると思うと、エストレリータを
とても弾きたくなりました。
ユーモレスクは幼いころ、私が最初に舞台で弾いた曲です。
私の原点。
そこからいろいろなことが繋がっていきました。
そしてツィゴイネルワイゼン。
人間の本能と自然界の音とがこれほど見事にマッチし、
生命力に溢れた曲は他にないように思います。
それでは30日にお会いしましょう。
小林美恵(ヴァイオリン)
~GLEEK!~ ― 2011/09/27 09:39
ギリシャ人のことではありません。
2009より全米で始まって以来、とんでもなく世界中でヒットしている
テレビドラマシリーズ、
「GLEE(グリー)」を愛する人たちの呼び名です。
グリーク。中1の私の娘がこの1年くらいこの話しかしなくなっており、
DVDコレクターズBOXを買い、説明を聞きながら一緒に全部見て・・・マズイ!
もしかしていつの間にか私もグリークになってしまっている?!
と、ふとドキドキするのでした。
日本でも一部で放送されていたり、レンタルも出ているのでご存知の方も
いらっしゃいますよね。
グリーとはいわゆる大学などにあるグリークラブ、合唱部なのですが、
舞台はハイスクール。
レディー・ガガのように現在ヒット中の最新の曲から、我々が懐かしい
80年、90年代のヒット曲を、彼らがドラマの中でうまーいタイミングで
歌ったり踊ったりするので、ドラマとしても歌そのものも楽しめる
という人気番組です。
軒並み賞を取っているだけあって、出演者達の歌と踊りのレベルは圧巻!
かなりの練習を積み重ねているとは思いますが、才能ってこういう
ものなのか、としみじみ思わされます。
その彼らの3D映画が2週間限定で23日から公開されました!
渋谷パルコには特設ショップも。いずれも初日に行きましたとさ。
思春期に突入した娘との絆を守るためにも、私はグリークにならねば
ならないのです~。笑
三舩優子(ピアノ)
海か山か ― 2011/09/27 09:04
お休みの日は家でなにもせず、一日過ごすのが、一番好きですけれど、、
海か山かどちらが好きと聞かれれば、
やっぱり両方。
そんな贅沢な願いを叶えてくれる場所があるんです。
テラスからは海を。
沈む夕日を見送り、
満月が海上に映るのを追い、
ある時は流れ星を。
すぐ横の山をすこし登れば、樹齢1000年の楠が生い茂り、
樹に耳をあてて、樹の中の音を聴く。
私の生きた年月など、無いようなもの。
幾種類もの鳥のさえずりと、波の音。
天国のような所。
小林美恵(ヴァイオリン)
~かんたん ピアノの弾き方~ ― 2011/09/26 09:21
本屋さんでのスナップ。どこを見て頂きたいかと言いますと、ちょーっと
見にくいかもしれませんが、真ん中の段にグランドピアノが描いてある本です。
この春、初の教則本を出させて頂きました!
その名もずばり、「DVDですぐわかる かんたん ピアノの弾き方」。
実はお話はすでに2年ほど前にあったのですが、チェックにチェックを重ね、
こだわりにこだわっているうちに1年ちょっとかかってしまいました。
約2時間分のDVDの撮影、写真撮影、エッセイ、インタビュー。。。
私の今までのピアノ人生のすべてを出しちゃいます~といった、
あんこがはみ出すほど入っているアンパンのような本になりました(^^)
ピアノの初心者から、すでに趣味でやっている方まで、かなり使える本に
仕上がっていると思います!
全15曲。
載せたい名曲があり過ぎて、選曲が一番つらかったかもしれません。
手の写真や、DVDでの模範演奏も、いざ意識してみると、日頃いかに
たくさんのことを気にしたり工夫したりしながらピアノを弾いているかが
わかって、自分でも面白かったです。
この本の特徴としては、楽器店や音楽関係のお店だけでなく、全国の
書店に一般書とともに置いてあるところです。
つい気になって書店があると「趣味」のコーナーを見に行ってしまう
今日この頃***うふふ。
三舩優子(ピアノ)
パン ― 2011/09/26 09:16
家には12歳になる猫がいます。名前はパン。
よく遊びにきていた野良猫のチビに、どうしても家の中で生ませてくれと
懇願され、根負けし、家で生まれたのがこの子。
雑種なのに、生まれた日も時間も正確にわかっているのが、
ちょっとだけ自慢です。
どうしようもない甘えん坊で、食いしん坊で、ゆるゆる、ダラダラするのが
大好きで、いったい誰に似たんだ??とよく思います。
でも、時計がなくても時間が正確にわかりますし、食事の献立がわかりますし、
おっとりしていますが狩りの名手ですし、
いつも機嫌がよく、呑気で話もよくします。
この度、はじめて雑誌の取材(メールインタビューでしたが)を受けました。
「月刊ピアノ」の10月号です。
親バカでございます。
満ち足りて、安心して寝ている顔をみているのが、なにより幸せです。
この当たり前の日常が、いつまでも続きますようにと思います。
小林美恵(ヴァイオリン)
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